へー
実は
さとしさん
優しいんだ

ゆりさんの事も
ちゃんと
思ってるんだ

ふたりって
なんだかんだ言って
ラブラブじゃん


さとしさんの事
見直した


仕事もテキパキと
こなしてるし
軽い感じを
直せば
カンペキじゃん


そう思ったら
最悪って
思ってた
さとしさんと
意外と
仲良くできた


上がりの
時間の
ちょうど
5時になって
再び
ゆりさんが
やってきた


「おつかれー」


「なんだ
また来たのか
大丈夫だって」


さとしさんが
文句を
言い出した
それを
遮るように


「梨乃ちゃんに
話がるんです」


ゆりさんが
ふくれて言った