荷物を
整理してたら
みんなの事が
思い出された

長い
道のり
少しずつ
近づいてく
思い出の地


ようやく
到着して


当たりを
見渡した

2年前と
かわらない
町並み

懐かしさで
涙が
こみあげた


私達が
住む所は
お父さんの
会社の社宅

以前
住んでいた所の
隣町にある

そのほうが
父親の
仕事場が
近いらしい


公園も
近くにあるし
私は
気に入ってる


片付けを
ある程度
終わらせてから
暇そうな
優斗を
早速
公園に
連れていった


無邪気に
遊ぶ
優斗を
ながめながら
真由美や
光輝くんの事を
考えていた


ふと
一匹の犬が
私のほうへ
やってきた