普通なら
すんなり
交換しないけど
亮くんは
男女の
友情ありな
タイプだから
友達感覚で
番号交換した


「じゃあ
連絡するから
シカトとかなし
おっけい?」


「はいはい」


「なんか
疲れてないか?」


「そりゃ
疲れるよ
亮くんの
相手してたらね」


ごまかして
言ってみた


「まじ?」


「うそ
じゃあ
戻りますか」


「おお」


良かった
ばれてない

そんなやりとりを
しながら
トイレから
戻ってみると
何やら
次回の
集まりが
もう
決まってた


私は
もういい
本当は
断りたかったのに


真由美が
強引に
決めてしまった