「……純は
純は
どうして…
こんな事に?」


「純は…
2日前の
夜中に
酔った
お客さんから
刺されたの」


「2日前?」


純と
一緒にいた日

「純はね
店をやめるつもりで
お客さんに
今まで
指名して
下さった
お礼の
メールを
いれてたらしくて
その一人から…」


「そう…ック
ですか…」


「明日は
お葬式だから
きてね」


「はい…
もちろん」


私は
魂が
抜けたかのように
純の
マンションをでて
ただぼーっと
歩き続けた


辺りは
真っ暗で
どこを
歩いてるのかも
わからない



私も
あなたの
所へ行きたい