純は
ソファーに
座って
テレビを
みていた


「純
帰るね」


「うん
梨乃
送るよ…」


2人とも
淋しいと
言いたいのを
こらえながら
車にのった



「梨乃
返事
いいって
事だよな
梨乃は
おれの
ものだよな?」


「うん」


どうか
これが
夢じゃ
ありませんように

そう
願いながら
純に
バイバイを
言った
純の
車が
みえなく
なった時
すごい
悲しかった


でも
幸福感は
あったの
それを
かみしめながら
ベッドに
はいった


どんな壁にも
負けない

そんな
気持ち
だったのに
それが
崩れるときが
すぐ
近づいてる事を
この時
知るよしもない