「梨乃…」


純は
涙をこらえて
私を力強く
抱きしめた


「純…」


お互いに
何度も
名前を
よびながら
今まで
我慢してた
時間を
うめるように
お互いの
体を求めた


純と
だったら
全然
嫌じゃない
むしろ
もっと早く
こうなりたかった


2人とも
涙を
流しながら
激しく
何度も
重なった


もっと
早くに
出会ってたら
私達
なんの障害も
なかったのに



愛してる
もう
絶対に
離れたくない


純と
幸せになりたい


そう願いながら
純に
抱かれ
そのまま
眠った



目を
覚ますと
夜の
9時に
なっていた