ヤバッ

そうだった

制服きてた


できれば…

ずっと
知られたく
なかった…

だけど
もう
にげれないね
それに
隠す必要も
ないよね

純とは
彼氏彼女の
仲じゃないし
知られても
全然
大丈夫


自分に
言い聞かせて
深呼吸


「純
ごめんね
私…
ずっと
嘘ついてたの」


「ふーん
じゃあ
今年が
3年に
なったんだ」


「ちがうの
今年
入学したの」


「はぁ?
どういう意味?」


「だから……

純と
出会ったとき
中学生だったの
純が
中学生となんて
無理って
言ったでしょ?
それを
聞いたら
ずっと
言えなくて
嫌われたく
なかったの
ごめんね」