待ち合わせの
図書館に行くと
もう
すでに
拓くんは
きていた


「ごめん
待った?」


「梨乃の為だ
ずっと待つよ」


「ありがとう」


こんなに
私を
思ってくれてる
人なのに

私は贅沢だ

「さっ
始めよう」


さっそく
勉強開始


拓くんが
もってきた
問題集
半分以上
わかんない


これは
ヤバイ


採点をおえた
拓くんが
さらに
追い打ちを
かけた


「今のまんまじゃ
どこも無理だな」


ガーン

「そんな
はっきり
言わなくても…」


「だけど
大丈夫
俺が
受からせて
みせるから
週末は
泊まりで
勉強だ」