目を冷ますと
ベッドの上だった

周りを
見渡すと
私は
ラブホテルに
連れて
来られた様だ


浴室の方から
シャワーの音が
聞こえる

誰なんだろう


まさか
あの2人組?

だけど
2人仲良く
シャワーを
浴びるわけがないし

気が遠くなる前
誰かが
私を
連れ去った
記憶があるけど


誰だか
わからないし
逃げてしまえば
いいんだ

急いで
ベッドをおりて
テーブルに
おいてあった
バックを
てにとった時には
遅かった


「おきた?」


背後から
声が

だけど
よく
知ってる声


振り返るのと
同時に
名前を
呼んでいた



「…純」