「目印のリボン」

そう言って
バックに
ついてる
リボンを
つんつん
してきた


「違います
やめて下さい」


なおも
とぼけてみた


「ふーん
まぁ
どっちでも
いいや
俺らの車に
のりなよ
送って
あげるよ」


優しい言葉で
何をするのか
バレバレ


私を
襲いますって
顔に
書いて
あるじゃん


「彼氏が
迎えに
くるんで
いいです」


そういうと
もう一人が
私の
腕をガッと
つかんだの


「いいから
早く
車にのれっ」


怒鳴る様に
言ってきた


「やめてっ」

振り払おうとした
その時