「もしかして
梨乃ちゃんの
彼氏?」


「ちがうけど…」


私が言うと


「梨乃ちゃん
話しがある」


そういって
すごい力で
私の腕を
もったの


「ごめん純
後で
メールする」


「…うん」


そのまま
公園まで
つれていかれて
ようやく
腕を
離してくれた


「梨乃ちゃん
何やってんだよ
あんな
チャラ男と」


「光輝くんには
関係ないじゃん
ほっといてよ」


そう言って
そっぽをむくと
突然
光輝くんが
頭を下げた


「梨乃ちゃん
ごめんっ
おれの
せいだよな
真由美ちゃんに
聞いた…
俺のせいで
つらい
思いさせて
悪かった」


「そんなの
べつに…
気にしてない」