こんな
朝から
2人で堂々と
出るなんて
誰かに
見られたら
ヤバイのに
考えて
なかった



ここは
私の学校の
近くで
近道でもある

夏休みでも
部活がある事を
忘れてた
少し
考えれば
よかったのに


案の定…


「梨乃ちゃん」
間違いなく
聞いた事の
ある声


振り返ると
光輝くんだった


「光輝くん…」


「梨乃ちゃん
久しぶり」


「うん…」

関わりたくなくて
愛想のない
返事をした


光輝くんは
隣にいる
純をみて
口調が
きつくなった


「梨乃ちゃん
何やってんだよ」


明らかに
大人の純と
しかも
ホテルから
でてきた
所だから
驚くよね