私の顔は
殴られたせいで
腫れてあざに
なってるし
ボロボロの
制服…

そんな状態の
私を
お母さんは
何も言わず
抱きしめた


そして
泣いてた


「病院…いこうか」


私は
お母さんに
つれられて
産婦人科へいった

下の方を
消毒して
妊娠を
避けるための薬を
飲んだ


「これで
大丈夫でしょう
相手は
知ってる人?」


「はい」


「じゃあ
警察には?」


「まだ…」


「そう…
泣き寝入りは
賛成できません
絶対に
警察へ相談して!
あなたは
何も
悪くないんだから」



先生は
一生懸命
言って
くれたけど
正直
警察に言うほど
おおげさに
したくなかった