それからも話しは
続けられ赤馬の
闇に包まれた過去を
聞いた。


その間
私は溢れる涙が
止まらなかった…。



話し終える頃には
外はうっすら
明るくなっていた。


私は言いたい言葉が
ありすぎて
何から言っていいのか
分からなくなった。



けど赤馬が
それを察したのか
優しく微笑んだ。


「俺、焔と話しを
してくる。」


「えっ…?」