赤馬がこんなにも
言ってくれたのだから
私もちゃんと
言わなきゃ…。



「赤馬…ありがとう。
私も離れたくない…
赤馬が好きだから。」


「だから聞いてほしい
事があるの…」



抱きしめる赤馬の手を
解いて見つめた。


「あぁ、分かった。」



私は虐めにあった事…
焔君が私を助けて
くれた事を全て話した。