「何かいいアイデアあるかぁ!?なかったら先生が…」

「はいッ!!」


あたしは思いきって手を挙げた。


「あたしダンスやりたい…な…」


男子が明らかに嫌な顔をしていた。


そりゃそっか…


その時…


「あたしもダンスがいい!!」

「瑠菜ちゃん…??」


「先生あたしも♪自分達で振り付け考えるから!!」


「ん−ダンスかぁ,中々いいなぁ。他のやつらはどうなんだ??」


「ま,まぁ…」


男子達はしぶしぶ手を挙げていた。


「先生ありがと−有紗と瑠菜もッ!!って呼び捨てで呼んじゃった…」


「いいよ♪あたしも恋紗って呼ぶから!!」


「うんっ♪」


あたし達のクラスはダンスに決定した。