お母さんの病気は,徐々に回復し,前みたいに普通に生活出来るようななった。

でも…


健人がアメリカに行っちゃうんだよね…


あたしはいてもたってもいられずに,健人の家に行った。


「健人!!」


「恋紗!?どうしたんだよ!!」

「好きだよ…」


「なッ,何だよ急に…///」


「急にじゃないもん!!毎日思ってたもん!!」


「恋紗…」


また健人があたしを抱き締めてくれた。


いつも以上に優しくて,そして暖かくて…


「恋紗,俺も好きだよ??それは信じて…」


「うん…」


「でも,絶対1年後に戻ってくるから!!一番に恋紗を抱き締めたいから…//」


「健人…」


やっぱあたしは幸福者だ。

こんなあたしを好きと言ってくれる。


いつも想ってくれる深友がいる。


信じるよ…


絶対に…