「恋紗の笑顔は皆を幸せにする力を持っているのだ!!」


「「「ぷッ!!」」」


あたし達3人同時に吹いてしまった。


「俺なんか変なこと言った!?」

はい,言いました。


「健人君,何か古臭いよ??」

結衣が鋭いツッコミを入れた。


「あははッ」


あたしは思わず笑ってしまった。


「ほら。やっぱり笑ってた方がいいって!!」


「うんうん!!」


「もうそんな顔禁止ね!!」


「…はいッ!!」


あたしは名一杯の笑顔で返事をした。


お兄ちゃんも,そんなあたしを見て安心していた。