健人と別れた後,家に帰るとお母さんがいなかった。

「もぉ,仕事遅くなるなら連絡ぐらいしてよね!!」


あたしはインスタントのカレ−を作って自分の部屋で食べた。


プルル…プルル…


携帯じゃない…


リビングの電話かぁ…


あたしは嫌々受話器を取って耳にあてた。


「もしも…」


「お母さんの娘さんですか!?今すぐ◯◯病院に来てください!!」


「あッ,あの…」


プ−…プ−…


何なの一体!!


あたしは学校のジャ−ジに着替えて病院に向かった。