先生は、時間なんて気にせず、しばらくずっと私を抱きしめていた。 私は体の至るところが熱くて、もうどうしていいか分からないほどドキドキした。 二人だけの時間…。 鍵を閉めただけで、この空間は学校じゃなくなるみたい……。 そもそも先生に注意しにきたはずなのに… キスされて、抱きしめられていたら、そんなこと…すっかり忘れている自分がいた。