「先生…、私かなりドキドキしちゃってるので、今日は密室…終わりにしていいですか?」


先生が離れて笑っていたおかげで、身動きのとれるようになった私は準備室の扉の鍵へと手を伸ばす。



「終わりじゃなくて、延長の間違いじゃないの?」



「ひゃっ……」



後ろから腕を掴まれた私は、そのまま先生に抱き寄せられる。



「今の私の言葉…聞いてましたか?」



「もちろん。もっと俺がドキドキさせてやろうか?」


なんで、挑発的になってるんですか!?