無事町の入口に着いた俺は車からおり、回りを見渡した…。

「…結構高いフェンスだな…刑務所みたいだ」

そう…町全体が刑務所の様な感じ…。

無秩序の刑務所…。

「ハヤト!!手続き済んだから早く行こうよ!!町を案内してあげる」

これから俺の新しい人生が始まるんだ…。

ここには銀次もいるし…俺と同じ感性を持った奴もいるかもしれない…。

実に楽しみだ…。

俺は自然とニヤけていたのだろう…ミツハルはいち早く俺の変化を察知した…。

「楽しそうだねハヤト!!ここが今日からハヤトが暮らす町だ…ジャッジタウンへようこそ」

今日からここが俺の居場所…。

俺にとっては天国の様な場所…そして現代の闇が生んだ地獄に俺は足を踏み入れた…。