「おっ…お前は何なんだ!!何で…何でそんなに嬉しそうなんだよ!!」

「楽しいからだよ…先生が意外に強いのが嬉しいのさ!!…ほら立て…続きだ…俺を更生してみろよ」

まだ出来るだろ…。

お前はもっと強いだろ??

「教師だって事を今日は忘れろよ…俺を殺す気で来い!!」

珍しく黙っているナマズに饒舌のハヤト…。

立場が逆転している…。

ここで黙っていた教頭が場を仕切りだした…。

「そこまでだハヤト君…それ以上は私が認めない!!今回は中村先生にも非があるから君を咎めない…だからハヤト君…くれぐれも外にはこの事を言わないで下さい」

「…ちっ!…水を刺しやがって……」

俺はイライラする気持ちを転がってる机にぶつけた後…教室を後にした…。

もの足りない…。

このまま終わったんじゃ…。

もっと…刺激が欲しい…。

俺は学校を後にした後…久しぶりに町で暴れた…。

肩がぶつかれば殴りかかり…。

コンビニの前でたむろってる高校生がいればカツアゲしていた…素直に渡せばその場で開放…抵抗すればぶっ飛ばす…。

そして…気が付いたらいつもの公園に居た…。

殴られた顔がズキズキする…拳も所々皮が剥けて血が滲んでいる