それは、とある事務所に居る男の携帯電話に着信がきたことが、この話の始まりだった…。

「毎度どうも…今回はどういった要件で?」

電話をしている男は、まだ若さが見え隠れしている、20代の男性。

「それは、あなた方の仕事でしょう…何か問題でもあったんですか?」

事件の始まり…それは最近良く聞く事件。

「そうですかい…それは厄介ですね」

男の顔色が変わる…それは、この男にしては珍しい事。

「まぁ俺は、金さえ貰えれば何でもしますよ。文字通り『何でも屋』なんでね…」

これは良く聞く事件。でも、深い所は誰も知らない事件…。

「話の大筋は解りました…それでは、さっそく仕事にかかりますよ」

男は電話を切った。そして、いつも着ているコートを羽織る…。

「エース…仕事か?」

眼付の悪い外人風の男が、エースと言う名の男に話しかける。

「あぁ、今回は、お得意様からのご用命でな…しかも、やっかいな仕事だ。一緒に来てくれジャック…お仕事の時間だ」

男は不敵に笑い、二人は行動を開始する…自分の仕事をこなす為に。


不良の法律~Judge Town~の続編

『神への挑戦』

スピンオフが終わり次第、執筆開始したいと思います。

2009年12月14日