「ハヤト…何か変わったね!!もちろん良い方にね!」

「うるせぇよ!!…早く行こうぜ」

何か恥ずかしくなってくる…。

もし俺が変わったんなら…みんなのおかげだ…。

俺は俺の出来る事で恩返しをしよう…。

この後俺はミツハルの車に乗り込みレガシーの縄張りに乗り込んだ…。

車を走らせている最中…俺は町中を何気なく見ていた…。

町はいつもより賑わっていなかった…普段ならケンカをしている奴が居てもおかしくないのに…今日は誰もケンカをしている奴を見掛けない…。

嵐の前の静けさ…みんな解っているのだ…。

これから起こるであろう…戦争にな。

ミツハルに送って貰った場所はとある店の前だ…。

レガシーのジンに関しては探すのが簡単なんだ…何故なら必ず見張りがついているからだ…。

今日はクラブの前で見張りが二人居る…俺は二人に声をかけた…。
まぁ一応な…。

「ハヤトだ…ジンは居るか??」

見張りの二人はこっちに一度目線を向けるとまた前を向いた…。

多分入って良いと言う合図だろう…。

俺はそのまま中に入って行った…。