「ハヤト!!大変だ!」

昼食も食い終わり、家でくつろいでいたらタケシが何とも騒がしく帰って来た…。

タケシの隣りにはミカちゃんの姿もある…。

「どうしたタケシ!?…何かあったのか??」

「あぁ!レイプ事件が起きたんだ!!」

ついに動きだしたか…。

「…被害者の女は今どうしてるんだ??」

「今は病院で治療を受けているよ…顔をかなり殴られたみたいでな…」

クソが…誰なんだよ…そんなことする奴は…。

「…その彼女に会いに行こう…これ以上ほっとく訳にはいかない…」

今までは被害者から話を聞けなかったから話が進まなかったが……ちょっと待てよ。

何で今まで気付かなかったんだ…。

この事件の謎に…。

「…気付いたかハヤト??」

タケシも気付いているらしい…一つの疑問に…。

「この事件…何で今まで被害者が出てこなかったんだ??」

「そうなんだよハヤト…俺達は犯人ばっかり考えて探していたが…そもそもレイプ事件何て起きたらもっと騒がしくなるはずなんだよ!!今みたいに…」

タケシが言う事はもっともだ…。

どうなっている…。