会社につくと私は、自分のディスクで仕事を始めた。



でも、昨日の夜の事が頭から離れず仕事はあまり手につかなかった。



その次の日もまたその次の日も仕事はいっこうに進まず、ミスを連発してしまった。



私はついに課長に呼び出された。



『最近大丈夫か?仕事もぜんぜん進んでないし、ミスだって………。』

課長が少し心配そうに私に淡々と話す。

『すみません……。』


仕事が終わって私は、家に帰った。

家について1人で居ると、ふと、あの人の顔が頭に浮かんだ。