だけどそれが何なのかわ、あたしにわ分かんない。 沢北さんも分かんない様子で頭を抱えている。 「なんだろう…」 「あっ!!!」 しばらく頭を抱えて、考えてた沢北さんわ大きく目をあけて叫んだ。 「ど、どうしたんですか?」 「分かったよ、今の俺たちに足りないもの。」 「本当ですか? …で、何なんですか?」