「あのね!あのね!!これっ、見て!!!」

そう言って差し出したのわ、ケータイ。


「何?メール??」


「うんっ、そう!!」


液晶の画面をみると、差出人わ……


「わぉ!園田くんから?」


「うんっ!!」


え~っと、なになに…?

『明日、またあえないかなぁ?』
本文にわそう、書かれていた。


これって…?
もしかして…??


「デートのお誘いじゃん!!!」

そうとしか考えられない。


「やっぱ、そうだと思う?デートかな?デートかなっ!!!!!」

なるほど、これだからこんなにテンション高かったのね…。


「よかったじゃん!!両思いなんじゃないのぉ?」

肩でつんつんと、みさきを突っついてみる。


「もぉ~やめてよねぇ。へへへ」