教室に着いた。

ここからが…問題っていうか。

ま、ふつーにふつーに!

教室に入ると自分の席に向かった。

翔は席で同じクラスの大友と喋っている。

自然に、がんばれあたし!

「お…はよ」

翔はこっちを向きはしなかった。

「…はよ」

でも…返してはくれた。

「おーっす!ミホ!」

大友も返事をした。

前とは違うけど…

返事してくれないよりは全然嬉しい…

あたしはそのまま席について宿題をやっていた。

すると…

「ミーホ!」

肩に手をおかれた。