「今、何時だと思ってんの?」

連絡…

しとけばよかった。

「ごめん…」

「どこ行ってたの。」

「絵美んち…」

「何をしてたの!こんな時間まで!どうせどうでもいいことしてたんでしょ?」

ママのばか…

こっちだってあるんだ

「うるさいな!そんなのどうでもいいでしょ!」

あたしは二階に駆け上がった。

うざい

みんなうざい

勝手じゃん…

自分の都合じゃん。

一回くらいいいじゃん

ママにとってはどうでもいいことだって…

あたしにとっては大事なことなのに…

友達とのことをそんな風に言われたくなかった。