そんな話で土手までの道は終わっていった。

あたしの反応一つ一つでうれしそうにする裕也…

今さら翔がすきなんて言えない…

だからって裕也と付き合うことなんてできない…

「ごめん。」

「まだ、言うなよ…」

「あたし…裕也とは…」

「俺が聞くまで…言わないで。」

「俺は後少しでいいからお前とこの関係でいたい…気持ちなんていくらでも変わるだろ?」

気持ちはいくらでも変わる…

そうかもしれない…

だってあたしは翔が好きなのに裕也に流れたり

それだって気持ちが変わり始めた…

少し変わった証拠かもしれない。