玄関のドアを開けた。

「よ!」

翔が片腕をあげる。

「おう!」

あたしはすぐに外に出た。

格好…

変じゃないよね??

なんかかなりそわそわする…

歩きながらちょっとあたりを見回していた。

あたしと翔はお互いについて話した。

昔の事とか

中2の冬のこととか。

とりあえず色々…

あたしはその間もずっとそわそわしていた。

「昨日、絵美にやり直そうって言われたんだ。」

「そっか…。」

目線が下に向いてしまう。

「俺なりに考えたんだ。いろいろと。」

「うん。」

答えが…

出るんだ。