顔に…

でちゃってたかも。

「めっちゃ暗い顔してたからさぁ、具合わるいのかと思った」

「全然元気!」

無理やり笑顔を作った。

「そうだ!陸と美紀、昨日から付き合い始めたんだぜ!?」

「うそ!?」

「まじかよ!」

あたしに続いて翔も言った。

陸は学年一背の小さい男の子。

みんなに弟みたいに可愛がられる感じの子だった。

美紀はどっちかって言うと背が高くて

スポーツ万能って感じの子だった。