昼間のこと改めて思うと

相当恥ずかしい…

急に顔が熱くなった…

みんなそれを察していたのか

なにも言ってこなかった。

ありがたいんだけど…ね。

「このカニうめえ!」

大友は叫んだ。

「くってみ!」

裕也は箸でカニをとって食べた。

「お!ほんとだ!!」

翔もカニをとって食べている。

「この料理、俺たちにはまだ全然だよな~。」

「なにが?」

「え?だから、大人すぎるなーって!」

「たしかにな。」

みんなは笑った。

「俺たちって微妙だよな。」

「ほんとだよ。」

「大人でもないし、子供でもない。」

あたしたちは

そうだ…