「気持ち、伝わってたんじゃないのか?」

あたしは空を見た。

「そだね…」

どんどん暗くなっていく空。

あたしのスピーチを聞いて

翔はなにを思ったんだろう。

「あれ、やろうぜ!射的!」

「大友はしゃぎすぎだし…」

裕也は笑った。

「ほんとだよ~!」

「いいじゃん祭りのときくらい!」

そう

今日はお祭り

少しくらいいつもより

テンションあげて

プラス思考でいっても

いいんじゃない?

「よし、行こ!!」

その後はずっと屋台をまわったり

友達と会ったり

楽しい時間をすごした。