家にたどり着き

門を開けた。

今日…

ママいるんだっけなぁ

面談のときも気まずかったし

どうしよ…

あたしはドアを開いた。

「…ただいま。」

「お帰り。」

リビングからかすかに声が聞こえた。

…返してくれた。

あたしは笑いながら2階へあがった。

でも…

どうやって家を抜け出そう…

ママはたぶんずっと下にいるし

玄関からは…

多分無理。

あたしは部屋を見回した。

あ!

裏口のスペアキー!

テーブルの上にスペアキーがおいてあった。