あたしは自分の部屋で着替え、リビングに戻ってきた




「おいしい!料理うまいんだね、千秋君」


「そんなことないですよ~」


「あ!千秋にんじん残してる!!」


「だって・・」


「だってじゃないでしょ~?食べなさいっ」


「嫌だっ!トマトの次に嫌い」



あたし達が言い合っていると



「いいなぁ、2人とも」



千絵がぼそっと呟いた



「えっ?」




聞き返したのはあたし




「だって2人で暮らしてさ、こんな風に会話できるって・・・・羨ましいw新婚さんみたいじゃない?」