あたしは千秋におんぶされて家へ戻った






涙は止まる気配が無くて




歩くことも困難だった





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




ガチャ




「玲!千秋!」


「母さん・・・・」


「れ・・・い・・・・・・」






あたしは千秋の背中でまだ泣き続けている





「おかっ・・・・・・あさん・・・・・!」


「玲・・・・」





千秋はそっとあたしを下ろした





「・・・玲・・・・・。黙っててごめんなさい」





お母さんはあたしを抱きしめてくれる