「でもっ・・・・・・本当の家族なんかじゃ・・・無かった・・・・・・・」


「本当かどうかじゃなくて、玲がどうゆう風に見てたかだよ」






千秋の口調は急に優しくなる




少し、涙声だった






「・・・あの人達なんて言うな。玲にとっては親じゃねぇのかよ」




叱りつけるような声














「お・・・・・・母さん・・・・・・・」