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靴を履いて玄関を出ようとした時




「玲!」


「あれっ、千秋まだいたの?」





すっかり大人らしくなっちゃった千秋がそこにいた





すらっとした体系に自然な茶色のさらさらとした髪





そして相変わらず無邪気な笑顔





「これ、使うんじゃないの?」




大事な授業のノートだった




「あ!ありがと~~~」


「じゃ、行ってらっしゃい」