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「ごめんね、彼方。
ありがと…」
2人とも制服に着替えたところで、ようやく落ち着いた。
「…別に」
心なしか、目をそらされる…。
うう…。
「…学校、行こ?
朝はパン持ってこ…?」
精一杯、笑顔を見せながら言う。
気まずい雰囲気が、一番嫌だから。
「…おう」
…はあ…。
いつもにまして、口数が少ない…汗
彼方…なんなのよぉ…。
泣きたくなってくるよ…―。
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