ふと思い立って、ミュージックプレイヤーを手探りで掴む。 いつも、夜眠れない時に音楽を聴いているから、常にベッドのそばにあるのだ。 変わらない、この場所。 ①好きな音楽を聴く ②自分の一番安心できる場所で寝る 同時にできそうだ…。 瞼を開け、白い天井をボーっと見つめる。 そして、もう一度瞼を閉じた―――。