どこからか声がする。
「オイ!!」

「誰??」

「人間よ。そのまま死にたいか??」

「僕はどうなってもいい蘭々を助けて。」

「じゃー、契約しろ。俺は、鬼の〈シュラ〉!!契約するなら、自分の名前とシュラと契約すると叫べ。」
(鬼??何か分からないけど、蘭々が助かるなら、)
「契約する。僕の名前は、木田逢!!シュラ!!」

「……契約完了!!」