15歳、終わらない3分間のレビュー一覧
生きることの大切を教えてくれるし、希望が見える素敵な物語だと思います!辛くなったときに、読んで、元気をもらおうと思います!
この小説を読んで、仲間や家族の存在って本当に大切だと実感させられました(((o(*゚▽゚*)o))) 感動しましたし、とても引き込まれました! 私も、今の自分を変えたいです。 この小説に勇気をもらって変えます! ありがとうございました!
とある少女の飛び降りが、すべての始まり。 一度は世界にばいばいをした少女は、四人のクラスメートと共に教室に閉じ込められる。 三分間で知るそれぞれの事情。 誰もが生きることに悩みを抱き。 誰もが生きることに苦しみを抱き。 誰もが生きることに喜びを抱く。 延々と繰り返される三分間の中で、各々の人生を抱いた物語は圧巻そのものです。 その三分間の中で、きっと自分を見つけ出せる。 これはそんな素敵で不思議な、等身大青春ストーリー。 とてもオススメです、一読してみてください。 等身大の悩みを持った少年少女に共鳴しすること間違いないです。 最後になりましたが作者様、素敵な青春物語をありがとうございました^^ とても勉強になりました! これからも陰ながら応援しております^^*
灰色のモヤモヤを持て余す15歳。大人になるって、どういうことなのか。ぼんやりしたそれを掴めなくて辟易する想いが此処にあった。 誰もが抱えながら成長してきた暗くて青い想い。 "きっと誰にも理解されないだろうし、話したところで何にもならない" 日々積み重なる灰色の重いもの。だけど本当は誰かに分かってほしくて。"そうだね""頑張ったね"って。頼ったり頼られたり、支えたり支えられたり。 きっと、分かってもらえない時がある。でも分かって欲しいなら、理解されるまで頑張る必要がある。諦めないで、変わろうとする必要がある。 5人の気持ちなんて分からないかもしれない。でも少しだけ、自分の心の痛みに触れるものがあるかもしれない。 大人になるとはどういうことでしょうか きっと答えなんてなくて。でも自分なりの答えは、すぐそこにあったのだろう。
一つ、歳を取る。 一つ、学年が上がる。 たった、それだけなのに 何も、変わらないのに 何故だか、わからないけど 周りが勝手に大人にさせる。 誰にでも、そんな時があります。 小さな、何気ない変化はきっと誰もが経験する事。 ただ、それだけなのです。 読後、ふっと自分の時は? と、思いたくなる作品です。
最高の一言以外言葉が見つかりません。 はまって一気に最後まで読んだ小説は久しぶりです。 見かけじゃわからない個々の悩み。 進んでいくたびに衝撃の連続でした。 悩んでいるのは決して自分だけではなく、みんな同じなんだって気づいた作品です。
教室という密室で繰り広げられる、 新感覚青春小説。 主人公の感情の揺れ、 個性豊かな登場人物たち。 友情、仲間、人と人が向き合うこと。 オススメです。
繰り返される3分間 一見いつもの見慣れた教室? 実は得体の知れない空間に閉じ込められた5人…… 特殊な状況に置かれたという設定上、豊富な場面展開も多様な登場人物も、そして時間の経過も描けないにも関わらず。 内容の深さと繊細な描写、そして何よりも作者様の流れるような文体に魅了されました。 こんなに素敵な作品、★5つじゃ足りません! これだけの多くのレビューが物語っております。 是非是非ご一読下さいませ。
何もできない自分が苦しくて、限界で、屋上から身を投げた弥八子。 ところが、気がつくと教室にクラスメイト4人とともに閉じ込められていた。 しかも、時計は3分間を繰り返し、先に進まない。 いったいなぜ? 彼らは元の世界に戻れるの? ―――― どきどきしながらページをめくっていくと、胸に響く言葉がたくさんあふれていました。 中でも一番私が共感したのは、次の言葉。 『独り”それは孤独とか家族や友人がいないことじゃなくて。 頼ったり、頼られたりする相手がいないこと』 自分の弱さをさらけ出すのは難しい。 でも、勇気を出して誰かに頼れば、案外、助けの手はそこにある。 誰かに頼られれば、自分の価値を見出し誇りに思うことができる。 是非たくさんの方に読んで欲しい作品です。
ある夏の日の放課後、屋上から飛んだ主人公の弥八子。 飛んだはずだった彼女は、何故か教室の中にいた。 そこで流れる刻は、3分間。 同じ3分間を繰り返しながら、4人のクラスメイトと共に教室に閉じこめられた弥八子は、それぞれの悩みに向き合っていく。 子供でも大人でもない不安定な時期、心の中は不安や悩みで一杯で。 周りはわたしを大人にしようとするのに、わたし自身は何も変わらない、変われていない。 それは誰もが一度は直面する、そして直面してきた瞬間であるはず。 弥八子はあなたの一部で、あなたの一部が弥八子でもある。 心の重荷が少しでも軽く感じられるようになる、そんな作品だと思います。
小説を一気に最後までよんだのは、久しぶりかもしれません。 でもとても面白かったです! すぐによんで、もう涙腺崩壊ですよ。はい。 いろんな感情に響く、素敵な内容でした。 これからも頑張ってください。応援しています!!
誰だって、いつだってぶち当たる壁や悩みがあります。 だけど全てを投げ捨てる前に。 少しだけでいいから、考えてみませんか? 主人公達の心の変化に、時折泣きそうになりながら読みました。 そして思いやる気持ちに胸が熱くなりました。 『希望』って、いつだって捨ててしまったらそこで終わっちゃうから。 最後まで、あきらめないって大事だなって思った私。 前に進めないって思ったときには、辛いなって思った時には。 ちょっとこの作品、読んでみては??
身を投げた。 体を打ち付けた、その先にあったのは天国でも地獄でもなく。 出られない、機械的に繰り返される3分間の檻の中だった。 本として手元に置きたいと思ったケータイ小説は、これがはじめてのような気がします。 テーマやその表現の仕方が何よりわたしには響きました。 そして謎めいたストーリーも面白く、ラストがどの時点になるのか、何かが変わるのか、気になって仕方ありませんでした。 このラストでよかった、心から。
SF? ファンタジー? とにかく『なにこれ?』と思うものばかりの展開でした。 SF、ファンタジー要素もあるのに“15歳”という年齢にある、悩みや不安。 そうゆうものが大きく関わって居て、とても楽しめました。 是非、ご一読を。
教室に閉じ込められた5人のクラスメイト。 繰り返す時間。 主人公である弥八子は、一歩を踏み出しました。 「さよなら」をする為に。 だけど目を覚ましたのはいつもの教室。 そこにいたのは、特に親しいわけでもないクラスメイト達。 彼らは戸惑い、疑心暗鬼になりながらも、少しずつ互いの距離を縮めてゆきます。 生きていく中で、一人では抜け出せない迷路に迷い込んでしまう事もあるかもしれません。 そんな時に、一人で頑張るのではなく、心を開く勇気があったら。 プロローグとエピローグの章タイトルは、同じ言葉でも意味が全く異なっています。 10代に限らず、様々な年齢の方に是非読んでいただきたい作品です。
いつもと同じはずの教室。 とりたてて仲が良いというわけでもないクラスメイト5人。 しかしあることがキッカケとなり、彼らは教室に取り残されてしまう。 本来ならば、決して繰り返すはずのない、時間。 幾度も巡り来る三分間の中で、彼らが打破すべきものとは──? ジュブナイルという言葉がしっくりくる作品。 大人とも言いきれず、だからといって子どもでもない年齢の彼ら。 紆余曲折という言葉にまとめるにはもったいないくらいに、丁寧に葛藤や心情が描かれています。 まるで一本の映画を観ているかのようでした。 悩める15歳の方にこそ、是非読んで頂きたい作品です。 ぜひご一読を。