「爽君…?」



優真君は驚いたように呟いた。



「え…2人共、知り合い?」



「あ、はい。槇覇 爽君…陵さんの弟さんです」



「え!?」



稜の弟って、確か小学校5年生じゃ…



「稜兄さんの知り合いの方ですか?」



稜兄さん…



「え…稜の弟、なの?」



「はい。あなたは…?」



「あ、私は中嶋 魅羽っていいます!」



「中嶋 魅羽さんって、あの?」



「え?」