振り向くと、壱耶が私を見ていた。



「何?壱耶」



「頑張ってこいよ!」



壱耶はそう言って笑った。



「おお~!」



結菜と央眞が声を上げた。



「うん!頑張ってくるっ!」



私は集合場所まで走った。



「かなり人数いるね!」



集合場所には、100人ぐらい集まっていた。



「すごいね~…きゃっ!」



どんっ



「あ…!」



「魅羽!」



「魅羽さん!」



「魅羽ちゃん!」