亮さんの声に、競技にでる人が立ち上がった。 3年の中からは、 私、優真君、零希君、一樹希君が出ることになっている。 服は、学ランから体操服に着替えてある。 「じゃあ行くか、魅羽」 ぽん、と零希君が私の頭に手を置いた。 「行こう、魅羽ちゃん♪」 「うん、樹希君!」