「そう?」



ならいいんだけど…



「よ、お前ら」



「亮さん!」



「今日は頑張れよ」



亮さんは教室のみんなに聞こえないくらい小さい声で言った。



「はいっ!」



壱耶は顔を背けたまんまだ。



「どうしたぁ?壱耶」