旭の言葉に、優真君が慌てて叫ぶ。



「まぁいいじゃん、入って!」



央眞はそう言って優真君を引っ張った。



「やっ、やめっ!うわぁっ」



ガラッ



入って来た優真君は、だぼだぼな学ランを着ていた。


「優真君!可愛い!!」



私は優真君に抱きついた。



「み、魅羽さん!」



「だぼだぼ可愛いー♪」



結菜もパチパチと拍手した。



「うぅ…恥ずかしい…」



優真君は顔を真っ赤にしながら呟いた。



「恥ずかしくないよ!めちゃ可愛いから♪」



私がそう言うと、優真君の顔は更に真っ赤になった。